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ブリクス委員長:イラクの大量破壊兵器問題で米の結論誤った可能性も

国連監視検証査察委員会(UNMOVI C)のブリクス委員長は5日、国連安全保障理事会で、米国は1990年代に公 表された大量破壊兵器をフセイン政権がすべて説明しなかったことを理由に、 イラクが兵器を保有していると結論付けるべきではなかったとの見解を表明し た。

同委員長は「まだ説明されていない項目が多数残っているが、説明されて いないだけで何かが存在したと結論を急ぐのは正当化されない」と強調した。

米英両国では、両国がイラク戦争の大義名分とした同国の大量破壊兵器保 有に関する情報当局の資料について開示を求める声が高まっている。ブッシュ 米大統領とブレア英首相は、フセイン政権による大量破壊兵器保有を主張する 際に、国連査察団が1998年にイラクから撤退する前に発見した違法兵器につ いて、同国が破棄した証拠を提示しなかったことを指摘している。

ブリクス委員長は今月末に退任予定で、安保理での報告は今回が最後。国 連査察団はイラク開戦以降、査察活動を認められておらず、兵器も発見してい ない。同委員長は安保理で、国連査察団がイラクの大量破壊兵器保有問題の解 決と将来の兵器開発の阻止を目指し、同国に戻ることを認めるよう訴えた。

国連 Bill Varner 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo --*(03)3201-7499   kshugo@bloomberg.net Editor:Kakuta

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