中国:野村とUBSに人民元建てA株売買を認可-外国金融機関で初

中国の証券当局は26日、スイスのUBSと 野村ホールディングスに対し人民元建てのA株の売買を認可した。同国が外国金 融機関にA株市場での売買を認めるのは今回が初めてで、アジアで2番目の規模 を誇る同国資本市場に外国資本が流入する契機になりそうだ。

中国では、適格外国機関投資家制度(QFII)に基づき、100億ドル(約 1兆1700億円)以上の資産と5000万ドル以上の投資資金を持つ外国ファンドは、 これまで国内投資家に限定されていた上海、深セン両証取のA株の売買が認めら れる。

アナリストの間では、UBSと野村の売買認可を受け、中国株が上昇する可 能性もあるとみられている。チャイナ・マーチャンツ・セキュリティーズのアナ リスト、ゼン氏は「国内投資家は流動性が直ちに高まると期待する可能性があり、 中国株式市場のカンフル剤になるだろう」と語る。

UBSウォーバーグ・アジア幹部のユエン氏は、「(6月末までに)すべて の事務処理を終えてできるだけ早期に投資を開始したい」と述べた。野村ホール ディングス(香港)の広報担当者レビー氏は、中国の資本市場を「楽観」してい ると述べた。両社以外にも、ドイツ銀行やモルガン・スタンレー、ゴールドマン・ サックス・グループ、HSBCホールディング、シティグループ、スタンダード・ チャータードがA株売買の認可を待っている。

上海 Eugene Tang、 Janet Ong 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo

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