米モルガン・スタンレー、転換社債引き受けで首位-ゴールドマン抜く

米証券大手モルガン・スタンレーが世界の転 換社債引き受けランキングで、米ゴールドマン・サックス・グループを抜き首位 に躍進したことが27日までに明らかになった。ゴールドマンは先週、2001年11 月以来の活況を見せた欧州転換社債発行市場でのチャンスを逸したのが首位転落 につながったようだ。

ブルームバーグ・データによると、ゴールドマン・サックス・グループが年 初以降幹事を務めた世界の転換社債発行は12件で総額87億ドル(約1兆円)。 一方、モルガン・スタンレーは総額91億ドル。

先週は独複合製造業最大手シーメンスや仏金融持ち株会社のアルテミス、複 合企業のウェンデル・アンベスティスマンが、欧州投資家のおう盛な転換社債需 要をつかみ、総額約33億ユーロ(約3900億円)相当を調達した。シーメンスの 転換社債発行は25億ユーロ規模と、2001年11月にスイスのノバルティスの起債 (28億ユーロ)以来最大で、モルガン・スタンレーとUBSが幹事を務めた。一 方、2000年にシーメンスの転換社債発行に携わったゴールドマンとドイツ銀行は 今回、上記3件で主幹事を務めなかった。

転換社債発行市場の活況は、企業が株式相場の反発を受けて、低コストでは 新株を発行できないと認識し始めたのが背景にある。モルガン・スタンレーのネ ーザン氏は「発行体企業は転換社債市場で非常に有利な条件を引き出すことがで きる。転換社債市場は最高の状態にある」と語る。

ミラノ John Glover 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo --* (03)3201-7499 kshugo@bloomberg.net  Editor:Kakuta

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