日系自動車:中国、台湾の生産施設の衛生管理強化-SARS防止で

東京 5月22日(ブルームバーグ):重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行を 受けて、中国、台湾に進出している日系の自動車メーカーは現地生産施設の従業員へ の感染を防止するため、衛生管理を強化している。

トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの各社とも、うがいや手洗いなどの徹底を呼 びかけている。トヨタは台湾と、中国の天津市、四川省にある計6つの合弁工場で、 「日本からマスクとうがい薬を空輸して使うよう指導している」(広報部の佐藤恵子 氏)。

ホンダも中国・広東省の合弁工場向けに、4月にマスクの一部を日本から空輸し て、着用を指導。オフィスやトイレ、食堂の消毒も本社から指示している。また、 「何かあった場合、近くの医療機関と対応できるよう体制を整えている」(広報部の 須田一博氏)としている。

松下電器産業は20日、北京のグループ会社2社の現地従業員5人がSARSに感 染したとして17日夜から工場の操業を停止していると発表した。ただ、自動車3社は いまのところ、これを受けて新たな対策は特にとっていないとしている。

日産の株価は前日比1円(0.1%)安の867円、トヨタは同15円(0.6%)安の 2650円、ホンダは同60円(1.5%)高の4010円(午後1時12分現在)。

東京 福井康典 Yasunori Fukui

竹本能文   Yoshifumi Takemoto

鈴木恭子   Kyoko Suzuki --* (03)3201-7508 yfukui@bloomberg.net Editor:Hinoki

企業ニュース:JBN18

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