スーパー4月売上高:西友、ヨーカ堂など4社前年割れ-イオンは増加

ブルームバーグ・ニュースがまとめた 総合スーパー5社の4月の既存店売上高は、イオンが前年比プラスを確保した以 外は、衣料品などの不振により西友やイトーヨーカ堂など4社が前年実績を下回 った。週末の降雨などで気温が低かったことに加え、好天に恵まれた前年4月と の反動があったため。

マイナス幅の大きい西友、ヨーカ堂では衣料品、住居関連品、食料品と全部 門が前年割れ。西友の衣料品は前年同月比6.9%減ったほか、同社が強みとして いる食料品も同2.7%減と低迷した。同時にヨーカ堂では、前年4月の食料品、 衣料品とも増加率が高かったため「前年との落差が激しい。気温が低く伸び率も 低かった」(広報室の高羽康夫・統括マネジャー)と説明した。

ダイエーも降雨の影響などを受けて客数が減少、堅調だった食料品が同1% 減と前年を下回った。月後半に若干の挽回があったものの、前半の苦戦を補えず 衣料品は同5.0%減、住居関連品も同7.0%減だった。

ユニーは食料品が同0.2%増と堅調。一方で、衣料品は気温の低下から同

3.9%減となった。「トイレットペーパーなどはドラッグストアなど他業種との 価格競争が激化した」(広報担当の嶋村恵司氏)といい、住居関連品が同7.6% 減った。

唯一、増収を確保したイオンは、衣料品などを含む総合スーパー部門が前年 割れだったが、食料品部門が同3.7%増と好調。価格の見直しや一部店舗での営 業時間延長といった施策が奏功し、同部門では客数が5%増加したという。

【総合スーパーの4月売上高】
(前年同月比%、▲はマイナス、速報ベース)

                  既存店売上高        全店売上高
西友              ▲5.0                ▲4.4
イトーヨーカ堂    ▲5.0                ▲5.0
ダイエー          ▲3.0                ▲13.8
ユニー            ▲2.6                ▲1.2
イオン            0.8                  5.5

イトーヨーカ堂の株価終値(21日)は前日比25円(0.9%)安の2740円、 イオンは同30円(1.1%)高の2675円、ダイエーは同2円(1.6%)安の120円。

東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi

青井康恵 Yasue Aoi --*   03-3201-8950   ntsutsumi@bloomberg.net Editor:Murotani

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