フロリダ州控訴院:たばこメーカーの賠償支払い問題で陪審評決覆す

たばこ健康問題に絡む訴訟で、 アルトリア傘下のフィリップモリスUSAなど、たばこメーカーが総額1450億 ドルという史上最大の懲罰的損害賠償支払いを命じられていた問題で、フロリ ダ州の控訴院は21日、先の陪審の評決を覆す裁決を下した。

控訴院は、70万人のフロリダ州在住の喫煙者が請求している損害賠償につ いて、集団ではなく、個別に定められるべきだと判断した。これは、2000年7 月に陪審が下した評決を覆す内容。たばこメーカーはこれまで、陪審が下した 賠償支払い負担は過大で、会社の経営存続を脅かすと主張していた。

判決を受けて、アルトリアや他のたばこメーカーの株価は急伸。他の州で も起きているたばこの健康問題に関する裁判で、今後、たばこメーカー側が多 額の損害賠償を命じられる可能性が低くなったと楽観が出ている。

アルトリアの株価終値は前日比3ドル39セント(9.7%)高の38ドル30 セント。R.J.レイノルズ・タバコ・ホールディングスは同1ドル57セント (5.0%)高の33ドル28セントとなっている。

ニューヨーク David Voreacos、 高井 夕起子 Yukiko Takai --* (212) 893-3007 ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro

企業別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE