日本株:材料とテクニカル指標から注目される個別銘柄-21日

21日の日本株市場で注目される銘柄 は次の通り。

アドバンテスト(6857):発行済み株式の3%に相当する300万株、200億 円を上限とする自社株買いを実施するとの計画を発表した。

アズウェル(9825)、福神(2728):株式移転により共同持ち株会社を9 月30日付で設立し、経営統合すると発表。株式移転比率はアズウェル株1株に 対して持ち株会社株0.2株、福神株1株に対して持ち株会社株1株を割り当て る。

DAC(4281)、エルゴ・ブレインズ(4309):DACは、業務提携の強 化を図るため、エルゴ株式48万株を取得したと発表。持ち株比率は12.8%。

ミニストップ(9946):韓国で同社のフランチャイズチェーン(FC)を 757店展開する大象流通(ソウル市)を子会社化すると発表した。6月30日付 で発行済み株式の55.27%を取得し、出資比率を76.06%に引き上げる。株式の取 得額は約58億円。

松下電器産業(6752):中国北京市のグループ子会社2社で、現地従業員 5人が重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染者と認定されたと発表。両子 会社は17日夜から操業を停止し、消毒を行っている。操業再開の時期は検討 中。感染ルートは特定されていない。

新日本無線(6911):2003年3月期の連結純利益は前期比2.6倍の17億 円。主力の半導体が、デジタル家電や移動体通信機向けを中心に好調だった。 今期の純利益予想は24億円。

日本無線(6751):03年3月期の連結純損益は105億円の赤字(前年同期 は164億円の赤字)。家電向けの半導体や医用電子機器部門が好調で営業黒字 に転換したが、為替差損や持分法投資損失、有価証券評価損の発生などが響い た。今期の純利益予想は27億円。

トーエネック(1946):03年3月期の連結純利益は前期比52.5%減の6億 円。電力業界の設備投資抑制、官公庁・民間の投資低迷や価格競争の激化が響 いた。今期の純利益予想は15億円。

また中期経営計画を策定。エネルギー関連や情報通信関連の受注拡大を図 るほか、人員削減を継続。05年度に受注高2000億円、売上高1900億円、経常利 益率2%を目指す。

島津製作所(7701):03年3月期の連結純損益は35億円の黒字(前年同期 は81億円の赤字)。ライフサイエンスや食品向けの計測機器、アジア向け医用 機器が伸びたほか、合理化効果が寄与した。今期の純利益予想は50億円。

不動産投信、ジャパンリアルエステイト(8952):02年10月-03年3月期 の単独当期利益は、前4-9月期比12.5%増の約33億円。取得物件の競争力の 高さや新規テナントの確保に努めたことで、期末の稼働率は94.4%を維持し た。今4-9月期の利益予想は33億円。

日本ハム(2282):03年3月期の連結純利益は前期比75.1%減の44億円。 減の44億円となった。昨年夏に発覚した牛肉偽装事件をきっかけに販売が減 少、商品撤去に伴う廃棄損失などの計上が響いた。今期の純利益予想は120億 円。

日産化学(4021):03年3月期の連結純利益は前期比25.1%増の40億円。 携帯電話や液晶モニター向けの電子材料関連製品が堅調だったほか、日本モン サントの国内除草剤事業の買収などが寄与した。今期の純利益予想は66億円。

クラリオン(6796):03年3月期の連結純損益は約16億円の黒字(前年同 期は73億円の赤字)。主力の自動車機器部門では、カーナビが北米OEM向け や国内市販の不振にさらされたが、合理化効果などで増益を達成。今期の純利 益予想は30億円。

CSK(9737):03年3月期の連結純利益は前期比24.2%減の108億円。 プリペイドカード事業が好調で、事業再編効果を背景に営業利益は大幅増加し たが、投資有価証券の評価損が響いた。今期の純利益予想は110億円。

ゼンショー(7550):03年3月期の連結純利益は前期比2倍の約19億円。 主力の牛丼事業が伸びたほか、ファミリーレストラン「CASA」などの買収 効果が寄与した。今期の純利益予想は21億円。

コスモ石油(5007):03年3月期の連結純損益は34億円の黒字(前年同期 は52億円の赤字)。ガソリンや灯油のほか、電力会社向けのC重油などの販売 が伸びたことに加えて、原油在庫評価益の計上が寄与した。今期の純利益予想 は110億円。

太平洋セメント(5233):03年3月期の連結純損益は約63億円の黒字(前 年同期は221億円の赤字)。主力のセメント事業は国内が不振だったものの、 合理化効果などが寄与した。今期の純利益予想は140億円。

三協精機製作所(7757):03年3月期の連結純損益は約104億円の赤字 (前年同期は78億円の赤字)。ビデオ用モーターが後半失速したほか、光ディ スク分野の需要シフト、構造改革費用などが響いた。今期の最終赤字予想は84 億円。

サカタインクス(4633):03年3月期の連結純利益は前期比2.5倍の28億 円。主力の印刷用インキ事業で米国部門が改善した結果、営業利益が増加した ことなどが寄与した。今期の純利益予想は23億円。

タチエス(7239):03年3月期の連結純利益は前期比3.7倍の約14億円。 米国での新車販売の校長や対米輸出の好調を受けて、主力の座席関連製品が伸 びた。今期の純利益予想は24億円。

東京電力(9501):03年3月期の連結純利益は前期比18.1%減の1653億 円。原発停止による燃料費用の増加などが響いた。今期の純利益予想は2020億 円。

関西電力(9503):03年3月期の連結純利益は前期比37.3%減の805億 円。電力需要が頭打ちになるなか、水力発電所の建設計画中止による特別損失 が発生して、赤字額が膨らんだ。今期の純利益予想は1150億円。

――ブルームバーグ・プロフェショナルでみる変化銘柄――

★【出来高急増銘柄】 (※前日の出来高が直近5日間の平均と比較して増えた上位銘柄のうち、出来 高が10万株以上の銘柄を抽出)

銘柄名(コード)  株価(前日比)  売買高 売買高/5日平均売買高
                     (円)     (万株)     (倍)
三谷商事(8066)     380      41         127
シキボウ(3109)     68       2713          20
合同製鐵(5410)     103        1376          16
東電通(1955)      255         179          15
富士テクニカ(6476)   860          21          15
保土谷化学(4112)    178         186          13
鈴木金属工業(5657)   140         42         13
乾汽船(9113)       60          28          12
日商インター(1986)   378          17          11
ドッドウェル(7626)   545         283          10

★【5日移動平均線との高かい離銘柄(東証1部)】

<プラスかい離の上位銘柄>
銘柄名、コード            株価  5日移動平均線とのかい離率
                            (円)          (%)
日成ビルド(1916)      115            35.6
東電通(1955)        255            28.3
ケンウッド(6765)      262            23.7
アゼル(1872)         52           16.5
合同製鐵(5410)        103           15.9
保土谷化学(4112)      178           12.9
東洋エンジニアリング(6330) 266           12.8
アルファシステムズ(4719)  1429            12.4
東京鐵鋼(5445)       173            11.4
丸善(8236)              244           10.5

<マイナスかい離の上位銘柄>
銘柄名、コード             株価  5日移動平均とのかい離率
                             (円)          (%)
大成ラミック(4994)     2550           -17.7
東海観光(9704)        47           -16.0
プリマハム(2281)       72           -13.0
ぴあ(4337)         2220           -11.7
ペンタックス(7750)     470           -11.6
メガチップス(6875)      668           -10.7
新井組(1854)         128           -10.7
みずほF(8411)       65500           -8.9
勝村建設(1817)        95           -8.4
真柄建設(1839)       178           -8.3


★【過去52週間の高値・安値を更新した銘柄】
      高値       71銘柄(前営業日比   -6)
   安値       17銘柄(前営業日比   -9)

<主な高値更新銘柄> トピー工業(7231)、日特建設(1929)、住金物産(9938)、日本信号 (6741)、七十七銀行(8341)、ノーリツ(5943)、中山製鋼所(5408) 東洋エンジニアリング(6330)、TDF(5641)、東洋電機製造(6505) 東京部品工業(7277)、千代田化工建設(6366)、JSR(4185)、日本ピス トンリング(6461)、黒崎播磨(5352)、日本製粉(2001)、サンデン (6444)、日本水産(1332)、神田通信工業(6714)、エー・アンド・ディ (7745)、東電通(1955)、三協アルミニウム(5932)、井関農機(6310)、 伊藤ハム(2284)日揮(1963)、東亜石油(5008)、ニチモウ(8091)、関西 電力(9503)、日本リテールファンド(8953)など。

<安値更新銘柄> メガチップス(6875)、大成ラミック(4994)、三菱重工業(7011)、北越銀 行(8325)、島忠(8184)ワイ・アリーバ(2758)イーシステム(4332)、富 士機械製造(6134)など。

東京 院去 信太郎 Shintaro Inkyo 藤元 茂 Shigeru Fujimoto

--*(03)3201-8348 sinkyo@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

4281 JP <Equity> CN

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