訂正:コンビニ8社4月売上高:全社前年割れ-行楽需要の減退で

ブルームバーグ・ニュースが12日 までにまとめたコンビニエンスストア8社の2003年4月売上高(速報ベー ス)によると、全社の既存店売上高が前年実績を下回った。桜見、ゴールデン ウイーク期間中ともに悪天候の日が多く、行楽需要が盛り上がらなかった。

桜見需要が見込まれた4月上旬は、全国的に気温が低く推移したことに加 え、休日の雨天なども重なり、会社側の予想より客足が鈍かった。またゴール デンウイークについても飛び石連休になったため、曜日の並びの良かった前年 と比べると売り上げが減少した。

高速道路利用券(ハイウエーカード)の悪影響も尾を引いている。今年2 月に5万円券、3万円券の販売を終了したため、ハイウエーカードを売り上げ に計上していたチェーンは既存店ベースで2-4%のマイナス影響を受けてい る。

高額弁当が好評

コンビニエンスストア業界の基幹商品である弁当商品で、新たな動きが出 ている。業界最大手セブン-イレブン・ジャパンは春の土用の日にちなんで、 1個720円の「うなぎ蒲焼弁当」を展開、「予約受け付けなども含めて好調に 推移した」(松本稔・広報室総括マネジャー)。またファミリーマートでは4 月最終週に導入した高級幕の内弁当「彩り膳」(1個780円)が好調な滑り出 しとなっているという。

○コンビニの4月売上高(前年同月比%)
注)▲はマイナス:この数値は速報ベース
チェーン名                 既存店売上高   既存店来客数   全店売上高
セブン-イレブン・ジャパン     ▲1.0          ▲0.7           4.5
ローソン                     ▲2.6          ▲1.2         ▲1.8
ファミリーマート              ▲4.8          ▲2.7           0.1
サークルケイ・ジャパン        ▲6.2          ▲3.0         ▲1.2
サンクスアンドアソシエイツ    ▲5.6          ▲3.2         ▲0.9
ミニストップ                  ▲3.8          ▲1.9           2.6
スリーエフ          ▲6.2          ▲2.6           1.3
ポプラ             ▲5.3          ▲2.9         ▲4.0

参考:4月の主要都市各地天気状況 (カッコ内は2002年4月との比較)
           東京         名古屋          広島           福岡
上旬    11.8(-4.1)  12.2(-3.4)   12.7(-2.1)    13.5(-2.1)
中旬    16.4(-0.7)  15.8(+0.7)   16.3(+1.4)    17.2(+1.1)
下旬    17.0(+1.5)  16.3(-0.4)   16.7(-0.6)    17.7(-0.2)
通月    15.1(-1.1)  14.8(+0.7)   15.2(-0.4)    16.1(-0.4)

東京 鷺池 秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net Editor:Okimoto

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