世界ガス会議:SARSで中国や台湾に「参加自粛」要請-2カ国3地域

アジア地域で初めて開催される「世界 ガス会議」(6月1-5日、東京)を主催する国際ガス連盟は、中国や台湾とい った2カ国・3地域からの参加者に会議出席を自粛するよう要請した。新型肺 炎の重症急性呼吸器症候群(SARS)を警戒した対応で、国際ガス連盟の浦 野浩会長(東京ガス常務執行役員)が7日、明らかにした。

国際ガス連盟が参加自粛を要請したのは中国、台湾のほか、香港、シンガ ポール、トロント(カナダの他の地域は含まず)。この国・地域から会議出席を 申し込んでいた参加者に自主的に参加を見合わせるように文書で要請した。こ れを受けて大半の人が出席をキャンセルしたという。

対象となったのは170-180人で、まだ参加を取りやめていない人には再度、 文書を送るなどして自粛を要請する。この2カ国・3地域は、世界保険機関(W HO)がSARS伝播地域として指定(中国は一部地域)、被害が収束する気配 もなく、SARSが日本に上陸することを懸念して自主的な対応を求めた。

世界ガス会議は3年ごとに北米と欧州で過去21回開かれていた。今回の東 京大会の開会式は6月1日に東京国際フォーラム(千代田区)、講演や各種の報 告、討論は同2-5日に東京ビッグサイト(江東区)で行われる。現時点で72 カ国から4200人の参加応募があり、最終的に参加者は4500人に達するという。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Murotani

企業ニュース:JBN18

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