米投資家バフェット氏:ジャンク債投資の最適時期は終了

米投資家ウォー レン・バフェット氏は3日、同氏が最高経営責任者(CEO)を務める投資会 社バークシャー・ハザウェイの年次総会で、ジャンク債(高利回り・高リスク 債)に投資する最も適切な時期は終わったとの認識を示した。

バークシャーは昨年、市場で敬遠する向きが多かったジャンク債を買い進 め、低格付けの融資や債券の投資額を6倍に押し上げた。ただバフェット氏に よると、ジャンク債の投資妙味はその後、薄れたという。同氏は、ほかでは売 却する動きが多いとみられるときに、資産を割安に購入する投資手法 で知られる。

メリルリンチの調べによると、低格付け社債の投資収益率(価格上昇と利 息を含む)は昨年11月以降で平均23%と、6カ月間の収益率としては1991年 以来で最大に達した。ただ現在は、ジャンク債と米国債の利回り格差が7.7%と、 過去最高をつけた昨年10月(11%)から大幅に低下している。

バフェット氏は「世界はさほど変化していないが、価格は変わった」とし、 この結果、2002年に70億ドル(約8300億円)投資してから、「ジャンク債の保 有をまったく増やしていない」と説明。「ジャンク債のファンドに資金が流れ込 み、価格状況全体が変わった」と分析した。バークシャーがジャンク債を売却 したかどうかは明らかにしなかった。

オマハ Terence Flanagan ボストン 山口 裕子 Yuko Yamaguchi --* (617) 338-5819 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Yamahiro

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