4月新車販売台数は6.5%減の24万8302台-8カ月ぶり減(3)

日本自動車販売協会連合会(自販連) が1日発表した4月の新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比6.5%減 の24万8302台と8カ月ぶりに減少した。販売好調が続いていた一部の小型乗用 車の台数が伸び悩んだことが響いた。

普通乗用車が5.9%増と4カ月連続で増加したものの、小型乗用車は11%減。 昨年3月以来、13カ月ぶりのマイナスで、2ケタ減少も1999年10月以来のこ と。ホンダの「フィット」や「モビリオ」、日産自動車の新型「マーチ」が前年 同月実績を下回った。特にモビリオ、新型マーチは、前年同月と比べてほぼ半減 した。この結果、乗用車合計でも7.2%減と9カ月ぶりの減少となった。

メーカー別でみると、ホンダがフィットなどの販売低迷の影響で39%減と 今年1月から4カ月連続で減少。日産自も、昨年3月の発売から1年経った新型 マーチの販売が一巡したことで、9.3%減と昨年3月以来、13カ月ぶりにマイナ スとなった。

一方、小型車「デミオ」の好調なマツダが8.9%増と9カ月連続でプラスと なったほか、三菱自動車が「コルト」などの堅調により9.0%増と5カ月連続増、 トヨタ自動車も1.6%増と4カ月連続増となった。自販連の一戸進参事は、「小 型車は一部だけが落ち込んでおり、全体が低迷しているわけではなく、まだ他車 種と比べて高水準。小型車人気に陰りがあるというわけではない」と分析してい る。

日野自動車が56%増、いすゞ自動車も41%増となるなど、排ガス規制強化 に伴う買い替え需要が追い風となっているトラック各社が好調。日産ディーゼル 工業は68%増と昨年10月から7カ月連続でプラスとなった。

また、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日発表した4月の軽自動車 販売台数は、前年同月比5.1%減の13万978台で、2カ月ぶりのマイナス。ス ズキが0.7%増、ダイハツ工業が9.2%増と2社がプラスとなったが、その他は 軒並みマイナスで、マツダ以外は2ケタの減少となっている。

           【4月の各社別新車販売台数】(台数、前年比%)
                         登録車               軽自動車
合  計             248302(-6.5)          130978(-5.1)
トヨタ自動車       116991(+1.6)
ホンダ              26813(-38.8)          17486(-22.0)
日産自動車          43760(-9.3)            2261(-42.9)
三菱自動車工業※a. 11338(+9.0)           12847(-15.0)
マツダ              14295(+8.9)            2705(-6.4)
スズキ※b.          4289(+32.6)          45741(+0.7)
ダイハツ工業          921(-27.8)          40813(+9.2)
富士重工業           4384(-21.6)           8369(-14.8)
いすゞ自動車         4704(+40.6)
日野自動車           2304(+56.1)
日産ディーゼル工業    765(+68.1)
スマート                                      198(-30.0)
輸入車              17738(-8.3)
その他                                        558(-17.9)

※a.三菱自動車工業には、三菱ふそうトラック・バスを含む。 ※b.スズキには、日本GM含む。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki

福井 康典 Yasunori Fukui --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Hinoki

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