日野自:下期純利益85%減、販売増だが評価損発生-今期3.2倍予想

トヨタ自動車子会社で国内トラック 最大手の日野自動車の下期連結純利益は、前年同期に比べて85%減少した。東 南アジアを中心とする海外でトラック・バス販売を伸ばしたが、日本株低迷に より保有株式で評価損が発生して利益を圧迫した。

日野自の2002年度下期(2002年10月-2003年3月)の純利益は12億1600万 円(前年同期は82億4400万円)に減少した。下期純利益はこの日発表した通期 純利益から上期純利益をブルームバーグ・ニュースが差し引いて算出した。通 期純利益は前の期に比べて41%減の50億円に減少した。

下期の経常利益は128億円と前年同期の4.4倍に拡大した。海外でのトラッ ク・バス販売の増加やトヨタからの受注生産車が伸び、合理化・効率化で利益 が膨らんだ。下期の売上高は4602億円と同18%増加した。

このなか株式相場低迷で投資有価証券に評価損78億円が発生、純利益を押 し下げた。前年同期の株式評価損は3億4500万円だった。

今期2004年3月期の純利益は、前期比3.2倍の160億円を予想していると発 表した。主力の国内普通トラック市場は、環境規制対応から一時的に需要が回 復すると予想している。そのうえで合理化や効率化を一段と進めて利益回復を 目指す。

日野自の株価は、前日比5円(0.9%)安の548円(午後1時53分)。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Okimoto

企業ニュース:JBN18

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