ダイハツ:03年3月期連結純利益は59%増の148億円(3)

ダイハツ工業が23日発表した03年3 月期連結決算によると、純利益は前期比59%増の148億円と2期ぶりに増益と なった。マレーシア、インドネシアなど海外での販売増加が奏効した。厚生年金 基金の代行返上に伴う特別利益も大きく寄与した。

連結売上高は2.7%増の9696億円。世界での自動車販売台数(トヨタ自動 車からの受託生産や、トヨタブランドによる生産も含む)は13.6%増の79万 2061台。主力である国内での軽自動車販売は前期を2%下回ったものの、昨年 1月にマレーシアの合弁会社を連結対象に加えたことで、海外の販売台数は倍増 した。

営業利益は11%増の207億円。「ミラ」「ムーブ」の新車製造設備にかか わる減価償却費用の増加を中心に96億円の減益要因が発生。しかし、90億円の コスト削減や増収効果でカバーした。経常利益は21%増の195億円だった。厚 生年金基金の代行返上で特別利益141億円を計上したほか、前期に特別損失とし て計上した34億円の固定資産圧縮損が3億円に減った。

ブルームバーグ・データの03年3月期下期の業績によれば、純利益は前年 同期比3.4倍の135億円。売上高は同9.6%増の5133億円、営業利益は2.0倍 の161億円、経常利益は2.0倍の137億円。

04年3月期連結純利益は26%減の110億円の見通し

04年3月期の連結業績見通しは純利益が前期比26%減の110億円。前期に 計上した厚生年金基金の代行返上益がなくなることが響く。

売上高は同2.1%増の9900億円。新車投入で国内売上高は3.5%増の8000 億円とプラスに転じる。だが、円安の影響と、単価が安い乗用車の販売比率の上 昇で、海外売上高は3.2%減となる。98億円のコスト削減で、国内経常利益は

7.6%の210億円を見込む。。

ダイハツの株価終値は前日比5円(1.3%)高の386円。

東京 福井 康典  Yasunori Fukui

白木 真紀 Maki Shiraki --* 03-3201-7508 yfukui@bloomberg.net Editor:Hinoki

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