C&S:03年2月期の連結純利益は1.6%増の115億円-売上低迷(2)

コンビニエンスストア業界4位のシー アンドエス(C&S)が15日発表した2003年2月期連結決算によると、純利益 は前期比1.6%増の115億円となった。個人消費の低迷を受けて、既存店売上高 が同2.0%減と低迷したほか、粗利益率も若干悪化した。

同社傘下の事業会社「サークルケイ・ジャパン」と同「サンクスアンドアソ シエイツ」の2社合計のチェーン全店売上高は前期比3.7%増の8919億円だっ た。既存店売上高はサークルKで同1.6%減、サンクスAAで同2.5%減と低迷 した。

加盟店からのロイヤルティーと直営店売上高を合わせた「営業総収入」は同

2.9%増の1583億円、経常利益は同0.8%増の236億円だった。

04年2月期予想-店舗閉鎖損で32%減益

C&Sが同日発表した2004年2月期の連結業績見通しによると、純利益は 前期比32%減の78億円程度になる見通し。不採算店の閉鎖などに伴い34億円 程度の特別損失を計上することが背景。

2つの事業会社のチェーン全店売上高を合わせた計画値は同1.6%減の 8775億円。営業総収入は同2.4%減の1545億円と減少する見通しだ。サークル KとサンクスAAを合わせて、400店の出店を行う一方で450店の閉鎖・移転を 実施、店舗数は50店の純減の4917店となる計画。既存店売上高の予想は、サー クルKが同4.8%減、サンクスAAが同5.8%減と設定した。

営業利益は同6.1%減の227億円と、C&S創設以来初の減益に転じる見通 し。2つの事業会社の統合効果などで0.2ポイントの仕入れ原価低減を見込むが、 店舗数の純減や既存店の低迷は補えない。経常利益は同21%減の187億円前後 になる見通し。

愛知県で基盤強化-セブンイレブンに対抗

同日、東京証券取引所内で記者会見した外山泰三社長は、昨夏以降、業界最 大手セブン-イレブン・ジャパンが愛知県内で出店を開始した影響について、 「立地によって影響額が異なるが、個店で5-10%の影響(売り上げ減少)を受 けている」と分析。「(セブンイレブンの)関西での店舗拡大を見ても分かるよ うに、いずれはボディブローのように効いてくる」と語った。

セブンイレブンへの対抗策は、「コンビニの主力商品である米飯(弁当やお にぎりなど)でお値打ち感のある商品を出していく」計画だ。地域限定商品の開 発や、「ブルーワーカーなどに人気のあるボリューム感を強調した弁当商品」な ども投入する考えだ。

自己株取得へ

C&Sはまた、同日開催の取締役会で、同社株50万株、10億円を上限に 自社株式を取得できる枠を設定することを決議したと発表した。5月22日開催 予定の定時株主総会に付議するという。

C&Sの株価は前日比4円(0.3%)高の1628円(午後2時42分現在)。

東京 鷺池秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net Editor:Murotani

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