新日本石油:水素ステーションを開設、ナフサ原料-燃料電池車向けに

石油元売り最大手の新日本石油は 10日、燃料電池車向けの水素ステーションを神奈川県横浜市旭区に開設した。 燃料電池車の普及に向けた政府の水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC) に参加している一環で、同社としては初の水素ステーションになる。

新設した「横浜旭水素ステーション」では地下に貯蔵したナフサから純度

99.99%以上の水素を製造、燃料電池車に高圧で充填する。JHFCは、東 京・横浜地区の5カ所にそれぞれ異なる原料から水素を製造する水素ステーシ ョンを建設し、それぞれの経済合理性などを調べる実証試験をする。

建設費や維持・運営費は政府が補助する。すでに3月に横浜市鶴見区で脱 硫ガソリン改質による水素ステーションをコスモ石油が開設しており、水素ス テーションは今回の新日本石油によるもので2件目になる。7月末までには5 カ所すべてが開設する見通し。

燃料電池車は昨年12月にトヨタやホンダが世界に先駆けて販売を開始し た。ただ、燃料電池車の普及に向けて水素ステーションといったインフラ整備 の遅れが指摘されており、水素ステーションの設置数拡大が課題の一つになっ ている。

新日本石油の株価は前日比6円(1.2%)高の514円(午前10時53 分)。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --*(03)3201-8594 isuzuki@bloomberg.net Editor : E.Ueno

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