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情報通信審議会:NTT接続料、初の値上げを正式決定(2)

総務省の情報通信審議会(総務相の 諮問機関)は28日の会合で、新電電各社がNTT東西地域会社の固定通信網を 利用する際に支払う接続料について、総務省の省令案を大筋で了承した。同日、 総務相に答申する。これにより、2003-04年度適用分の接続料は平均5%の引 き上げが認められることになる。接続料の値上げは現行の接続料制度が導入され た94年度以来初めて。通信量が大幅に減った場合、単価の上昇分をあとで精算 する制度も導入する。

現在、携帯電話や非対称デジタル加入者線(ADSL)への移行で固定電話 の通信量は減少している。NTT接続料は設備投資費用を通信量で割って算出す るため、固定電話の通信量が減少すると単価は上昇する。接続料は方式によって 異なるため一部では料金が下がるが、加重平均すると約5%の値上げとなる。

ただ、当初は通信量が想定より15%を超えて減少した場合、NTTが5% 分、残りを新電電が負担する案が示されていたが、NTTと新電電との間の負担 額を通信の減少量の比率で配分するよう修正した。

また、精算を行うことが想定される場合、NTT東西は通信量の見込みに基 づいて年度末に仮精算を行うべきことを要望として答申書に盛り込んだ。

新電電各社は、日本の接続料は欧米と比べて2倍前後も割高であることや、 通信量が上昇傾向にあった過去3年間は精算をしなかったにもかかわらず、通信 量が減少傾向に転じると見込まれる今回精算制度を導入するのはバランスを失す るなどを理由に、接続料の値上げに強く反発している。

NTTの午前終値は前日比1000円(0.2%)高の43万円。

東京 矢沢 利弘 Toshihiro Yazawa --* (03)3201-8982 tyazawa@loomberg.net Editor:Okubo/okimoto

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