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米英軍:バグダッドまで80キロに迫る-悪天候下、死傷者も複数に

米軍当局者によると、6日 目に入った米軍主導の対イラク戦争で、米英軍の空挺部隊は首都バグダッドを 守る共和国防衛隊を攻撃、米地上部隊は砂嵐に阻まれながらもバグダッドを目 指して進撃した。

米中央軍のレニュアート少将はドーハで記者会見し、「過去24時間で、 米英軍に複数の死傷者が出ている」ことを明らかにするとともに、強風や雷雨 に言及し、「若干、やっかいな状況となっている」と説明した。

米英軍は、バスラをはじめイラク南部の都市で依然としてイラク兵からの 抵抗に遭っているものの、バグダッドまで約80キロの地点に近づいた。開戦 以来の米英軍の戦死者は37人で、内訳は米兵18人、英兵19人となっている。 また、イラク側は少なくても7人の米兵を捕虜にしている。

マイヤーズ米統合参謀本部議長は、総合的な戦争の計画は「優れたもの」 である」と指摘。米英軍からの戦死者多くは戦争のルールを無視したイラクの やり方によるものだと非難した。

一方、ブレア英首相は、米英軍の兵士はイラクが化学兵器を使用する可能 性に万全の注意を払っていると語った。ラムズフェルド米国防長官は、米英軍 がバグダッドに接近した場合にフセイン・イラク政権が化学兵器を使用する可 能性を示唆する「断片的な」情報があると述べた。

米英軍は当初、共和国防衛隊がバグダッド防衛に当たるなかで、南部の都 市バスラとナシリヤを迂回(うかい)したが、ここにきて両都市でイラク軍と 戦闘状態になっている。レニュアート少将は「イラク南部の主要都市の制圧に 努めなければならないことは最初から十分に分かっていたことで、それを阻も うとする勢力が存在することも分かっていた」と述べた。

ワシントン William Roberts 東京 小針 章子 Akiko Kobari --*(813) 3201-8879 akobari@bloomberg.net Editor:Kakuta

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