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安田生命:FIXによる株取引を開始-電子化でコスト削減

純資産で国内第5位の安田生命保険 は13日、安田投資顧問や米金融情報サービスのブルームバーグL.P.など と共同で開発したシステムを利用し、株式の電子取引を開始したと発表した。 運用業務の効率化によるコストの低減のほか、今後加速するとみられる証券取 引の電子化や証券決済インフラの制度改革への対応が可能となる。

安田生命の発表によると、同社は国際的に採用されると見込まれるFIX プロトコル(証券取引の際にコンピューター間でデータなどをやり取りするた めに必要な手順や方法に関する取り決め)を、電子発注に対応出来ている証券 会社12社とのやり取りで使用する。

FIXプロトコルは米国からスタートしたため、国内の資産運用会社や証 券会社では、FIXプロトコルへの対応がとられていない会社が多く、国内機 関投資家として本格的にこのプロトコルを使用するのは今回が初めて。同社は 2004年1月に明治生命保険と合併する計画で、合併後の新会社でもこのシステ ムを利用する予定。

今回、安田生命が電子取引を実施した証券会社は、日興ソロモン・スミ ス・バーニー証券、野村証券、UBSウォーバーグ証券、メリルリンチ日本証 券、ゴールドマン・サックス証券、大和証券SMBC、モルガン・スタンレー 証券、WestLB証券、みずほ証券、HSBC証券、ドイツ証券、クレデ ィ・スイス・ファースト・ボストン証券の12社。

決済までの期間の価格変動などにより発生する損失を抑えるため、証券取 引の電子化により、世界の金融市場では米国を中心に約定の翌日(T+1)の 決済を目指すなど、決済までの期間短縮に向けた取り組みが広がっている。

東京 伊藤 小巻 Komaki Ito --* 03-3201-8871 kito@bloomberg.net Editor: Ushiroyama

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