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欧州投資家、企業業績の早急な回復には懐疑的-WSJ

11日付の米紙ウォールストリー ト・ジャーナルは、欧州の投資家は、企業が1990年代の過剰投資の影響を脱す るにはまだ時間がかかるとみていると報じた。

同紙は、ハイテク、メディア、通信などの業界の企業は過去に買収した資 産の償却を進めてきているものの、投資家は一層の悪材料が出ることを懸念し ていると指摘。企業の負債の圧縮が十分に進んでいないことや、金融機関のな かには事業拡大計画を撤回していないものがあることを懸念材料に挙げている。 また、株価下落により企業が投資資産の減損処理を迫られ、それがまた株価下 落につながる悪循環も問題だとしている。

メリルリンチの欧州株ストラテジスト、ハートネット氏は、「バランスシー ト調整が2003年中に終わるとは思えない。今から1-2年、あるいはそれ以上 の時間がかかるだろう」と語っている。

同紙は、巨額の償却を迫られた企業として、欧州通信大手のドイツテレコ ムやメディア大手のビベンディ・ユニバーサル、スイス最大の生命保険会社ス イス・ライフを挙げている。

ロンドン Lianne Gutcher 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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