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ジャンク債ファンドへの資金流入活発-バフェット氏発言で人気に拍車

米資産家ウォーレン・バフ ェット氏が先週、ジャンク債(高リスク・高利回り債)の保有高を増やしたこ とを明らかにして以来、ジャンク債ファンドへの資金流入がさらに加速してい る。株式相場が低迷するなか、ジャンク債は投資家と投資銀行にとって数少な い明るいニュースのようだ。

投信調査会社のトリムタブズによると、バフェット氏の発言が明らかにな って以来、ジャンク債ファンドへの資金流入のペースは2月のペースから4倍 に加速した。同発言前も、3月5日までの2週間の流入額が過去最高の28億7000 万ドル(約3400億円、AMGデータ・サービシズ調べ)となるなど、ジャンク 債ファンドの人気は高い。

人気の理由は高い収益率で、例えばイートン・バンスのジャンク債ファン ドのいくつかは2002年10月9日からの収益率が12%で、S&P500種株価指 数の7%やメリルリンチの指標となる投資適格級社債ポートフォリオの3.2% を上回っている。

ジャンク債は、投資銀行にとっても貴重な収益機会。ことしこれまでの株 式売り出しは前年同時期に比べ54%減、M&A(合併・買収)は同7%減とな るなかで、ジャンク債の引き受けは同34%増の193億ドルに上り、引き受け額 で第1位のクレディ・スイス・ファースト・ボストンなどを潤している。

ニューヨーク George Stein 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

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