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イラン原油:4-6月期のアジア向け輸出価格を据え置きへ

日本の石油会社とイラン国営石油会社(NI OC)との4-6月期の原油価格交渉がこのほどまとまった。価格は1-3月期の価格 水準で据え置かれた。イラン原油のアジア向け価格はNIOCと石油会社が4半期ごと に決定する。今回はイラン側の関係者が来日し、価格交渉を行っていた。石油元売り、 商社など複数関係者が、10日までにブルームバーグ・ニュースとの取材で明らかにした。

価格はサウジアラビア産原油と連動しており、重質原油のイラニアンヘビーは競合 するアラビアンミディアムから1バレル当たり10セント割り引いた価格。イラニアン ライトはアラビアンライトから同5セント割り引いた価格となる。現在、イラニアンヘ ビーは1バレル当たり30ドル(7日終値)で、年初からの平均価格は28.86ドルと、前 年同期に比べ54%高い水準。イラニアンライトは1バレル当たり30.65ドル(同)で、 年初からの平均価格は29.55ドルと、前年同期に比べ55%高い水準で推移している。

イランから日本への原油輸入は通常、日量約50万バレル。ただ、12月の価格交渉 で1-3月期の価格が値下がりしたことや需要期であったことから、1、2月は60万 -70万バレルと、通常に比べ20%程度増えていた。イラン側は販売量拡大を理由に値 上げを求めたが、日本側は末端価格への転嫁が進んでいないため値下げを要求したとい う。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --* (03) 3201-8594 isuzuki@bloomberg.net Editor:Abe

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