帝石:下期純利益3億9900万円、原油高で-通期利益15%増予想(2)

天然ガス国内最大手の帝国石油の下期連結純 利益は3億9900万円と、前年同期の約2.7倍に膨らんだ。原油価格の上昇や石油製品の 販売が利益を膨らませた。

帝国石油が25日発表した2002月12月期の通期純利益は前期比8.3%減の52億 3300万円に減少。上期で48億3400万円の利益を計上しており、下期は3億9900万円 の利益になった。前年同期の純利益は1億5000万円だった。

これは1月9日に業績修正をした数値をやや上回る実績になった。寒さによる天然 ガスや灯油の販売増加や原油高で、下期の経常利益は前年同期の6.5倍に当たる33億 4300万円に増加した。配当は1円少ない年6円に減配する。

2003年12月期の連結純利益は、特別損益の改善によって前期比15%増の60億円を 予想している。配当は据え置きの年6円とする。売上高は前期比2.3%増の753億円と 増収を見込むが、製品買入高や海外での探鉱費が増加することで営業利益は同%減の55 億円となる見通し。

今期業績予想の前提となる原油価格は、ニューヨーク原油(WTI)ベースで1バ レル22ドル、国内輸入原油価格で同22ドル。緊迫するイラク情勢の原油価格への影響 について、25日午後、都内で記者会見した松野尚武副社長は「インパクトは読めない」と したうえで「前提価格は低く見た数字」と述べた。

帝国石油の株価終値は前日比6円(1.36%)安の434円。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno

鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Abe

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