米国株【個別銘柄】:エル・パソ、ホーム・デポ、シスコ、HP(2)

25日の主な銘柄は以下の通り。

バイエル(BAY):ADR(普通株1株に相当)は2.07ドル(13%)安の

13.37ドル。製薬の独バイエルの幹部は、高脂血症治療薬「バイコール」の服用 者が病気になった事実を知りながら、製品を販売推進していたことが法廷資料で 明らかになった。これを受け、クレディ・スイス・ファースト・ボストンはバイ エルの投資判断を引き下げる可能性があることを明らかにした。

エル・パソ(EP):45セント(9.9%)高の5ドル。天然ガス・パイプライ ンのエル・パソは、10億ドル(約1170億円)の担保付融資を確保するとともに、 欧州のエネルギー取引契約を売却したことを明らかにした。財務内容の強化計画 の一環。同業のウィリアムズ(WMB)は24セント(6.8%)高の3.78ドル。モ ルガン・スタンレーのアナリスト、ソラー氏は、ウィリアムズの投資判断を「ア ンダーウェート」から「イコール・ウエート」に引き上げた。

プルデンシャル(PUK):ADR(普通株2株に相当)は2.18ドル(17%) 安の10.48ドル。英保険大手のプルデンシャルは、10年にわたる増配公約を撤回 した。

ロイヤル・アホルド(AHO):ADR(普通株1株に相当)は72セント(17%) 安の3.44ドル。オランダの小売り大手ロイヤル・アホルドは、利益水増し事実が 発覚したため、事業評価の引き下げを行う可能性がある。米格付け会社ムーディ ーズ・インベスターズ・サービスは、同社の一部債務の格付けをジャンク(投機 的)級に引き下げた。

バクスジェン(VXGN):1.15ドル(17%)安の5.71ドルと続落。製薬の バクスジェンは、同社がエイズワクチンとして実験している「Aidsvax」 にはエイズ予防効果がなかったことが研究結果で明らかになった。

ビベンディ・ユニバーサル(V):ADR(普通株1株に相当)は1.17ドル (8%)安の13.45ドル。仏紙フィガロは、メディア大手のビベンディ・ユニバ ーサルがイタリアの有料テレビ部門を予想より低い価格で売却する可能性がある と報じた。

ホーム・デポ(HD):66セント(3.0%)高の22.84ドル。住宅用品小売り のホーム・デポの第4四半期(11-1月)決算は、アナリスト予想を上回った。 同社は、2003年が9-14%の増益になるとの見通しをあらためて示した。

メディア株:広告大手のオムニコム・グループ(OMC)の第4四半期(10 -12月)決算は、顧客数の増加を追い風に、前年同期比で23%増益となった。こ れを好感し、コムキャストやAOLタイム・ワーナーなどメディア株がつれ高。 オムニコムは3.35ドル(6.2%)高の57.35ドル。コムキャスト(CMCSA) は1.65ドル(6.5%)高の27.12ドル。AOLタイム・ワーナー(AOL)は37 セント(3.7%)高の10.43ドル。

シスコシステムズ(CSCO):34セント(2.4%)安の14.08ドル。メリル リンチのアナリストによると、シスコのパウエル上級副社長はこの日の説明で、 製品需要の回復を示唆しなかった。

ヒューレット・パッカード(HPQ):43セント(2.4%)高の18.18ドル。 パソコン最大手のヒューレット・パッカード(HP)が25日の取引終了後に発表 した第1四半期(11-1月)決算はコンパック・コンピューター買収後のコスト 削減や人員整理が貢献し、前年同期比で49%の増益となった。純利益は7億2100 万ドル(1株当たり24セント)。売上高は同57%増の179億ドル。フィオリーナ 最高経営責任者(CEO)は、第2四半期(2-4月)1株利益がアナリスト予 想平均(27セント)を達成できるとの見通しを示した。時間外取引では一時4.8% 安の17.30ドルに下落。

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