ブリクス委員長、イラクに3月1日までにミサイル破棄開始命じる

国連監視検証査察委員会(UNM OVIC)のブリクス委員長は21日、イラクに対し、査察団が国連決議違反 と指摘した弾道ミサイルについて、3月1日までに破棄作業に入るよう命じた。

ブルームバーグ・ニュースが入手したイラク政府に21日届けられた書簡 のコピーによると、ブリクス委員長はバグダッド周辺に保管されている弾道ミ サイルの「アルサムード2」について、国連決議が定める射程距離上限(150 キロメートル)を超える可能性があるとして、破棄を求めている。米英両国が 軍事攻撃への支持取り付けに努めるなか、イラクに対する圧力は一段と強まっ た。

書簡のなかで、ブリクス委員長は「ミサイルの破棄は、イラク政府により、 国連の指導と監視の下で行われる。国連としては爆破、溶解など種々の破棄方 法から選択することになる」と指摘した。

イラクのアルドゥリ国連大使は同書簡に対してコメントを避けた。同大使 はかねてこれらミサイルは国連決議に違反していないとの立場をとり、この問 題について一層の議論を求める立場をとっている。

国連 Bill Varner 東京 小針章子 Akiko Kobari --*(813) 3201-8879 akobari@bloomberg.net  Editor:Hinoki

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