スーパー1月売上高:全社が前年割れ、衣料、家電部門など苦戦

ブルームバーグ・ニュースがまとめた 総合スーパー5社の1月の既存店売上高は、全社が前年割れだった。降雪など 天候悪化の影響を受けた。部門別では、食料品は底堅いものの、衣料品や家電 が苦戦しており消費環境は依然として厳しい。

下げ幅が大きいのは西友で前年同月比6.7%減。同社によると「衣料品や住 居関連が不振。単価の落ち込みが響いた」(広報室の高橋祥宏氏)ことが要因と しており、4カ月連続で前年割れとなった。

また、イオンでは「1月からインテリアグッズなどの単価を15%引き下げ た」(コーポレート・コミュニケーション部の今野雅昭氏)と戦略的に価格を引 き下げたことも既存店の減少に影響したとみている。同社の食料品部門は同

1.3%増加したが、衣料品などを扱う総合部門は同6.7%減少。ヨーカ堂も「食 品は(単価が)高めなこともあり全般的に良かったが、衣料品、住居関連品が 厳しかった」(広報室の高羽康夫・統括マネジャー)という。

ユニーについては食料品が同0.1%増と2カ月ぶりの増加となったが、衣料 品が同1.7%減、住居関連品は同2.5%減った。

ダイエーは、食料品が同1.0%減にとどまったほか衣料品も堅調。ただ、家 電売り場の縮小に伴い同部門が同4.1%減少したことが響いた。

ダイエーでは、下期の既存店は前年同期並を見込んでいる。しかし、既存 店前年割れは5カ月連続で、同社が見込んでいる2003年2月期の単体経常利益 200億円は下回る可能性が出てきた。

イトーヨーカ堂の(20日)株価終値は前日比80円(2.3%)安の3380円、 イオンは同5円(0.2%)高の2545円、ダイエーは同6円(4.4%)高の144円。

【総合スーパーの1月売上高】
(前年同月比%、▲はマイナス、速報ベース、―――は公表せず)

                  既存店売上高        全店売上高
西友              ▲6.7                ▲4.8
イオン          ▲2.1                  1.8
イトーヨーカ堂    ▲2.0                ▲2.0
ダイエー          ▲1.6                ▲6.4
ユニー            ▲0.9                  0.0

東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi

青井康恵 Yasue Aoi --*   03-3201-8950   ntsutsumi@bloomberg.net Editor:Murotani