利益相反問題の和解文書、米メリルの証券詐欺疑惑を指摘-FT

英紙フィナンシャル・タイ ムズ(オンライン版)は18日、アナリストの利益相反問題をめぐる証券各社と 米当局との和解の内容を示す文書に、米証券大手のメリルリンチの証券詐欺疑 惑を指摘する内容が含まれる見通しだと報じた。事情に詳しい関係者の話を基 に伝えた。

罰金支払いなどを含む和解案の内容は数週間以内に文書で公表される予定 で、当局と証券会社側は現在、詳細を詰めている段階。FT紙によると、当局 はここ数日の間に、各社に関する調査結果を各当事者に送付した。メリルに加 え、シティグループ傘下のソロモン・スミス・バーニーとクレディ・スイス傘 下のクレディ・スイス・ファースト・ボストンの調査結果にも同様の疑惑が含 まれているという。

3社はいずれも、この疑惑を肯定も否定もしない方針だが、和解文書のな かに「詐欺」への言及があることは、損害賠償を求める投資家の集団訴訟で原 告側に有利に働く可能性があると、FT紙は指摘している。

メリルの広報担当者コッブ氏のコメントは得られていない。ニューヨーク 州司法当局の広報担当者ドップ氏はコメントを控えた。

サンフランシスコ Vivien Lou Chen 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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