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米企業ののれん代償却負担、ことしは最大2000億ドルか-昨年下回る

米国で2002年から導入され た「のれん代」に関する新会計基準で、米国企業ののれん代償却負担はことし、 合計で最大2000億ドルに達する見込み。導入1年目の昨年は、米メディア大手 AOLタイム・ワーナーや長距離通信AT&Tなど大手企業が巨額ののれん代 を償却した影響で、償却負担が合計7500億ドルに達した。ことしは、昨年実績 を下回るものの、株価低迷を背景に高水準が続く見込み。

のれん代とは、企業が他社を買収する際、買収価格が被買収企業の純資産 (時価評価した資産から負債を減じた額)をいくら上回っているかを指す。新 会計基準導入に伴い、のれん代を最大40年かけて小刻みに償却していた従来の 会計処理から、のれん代の価値が下落した場合に、評価損を一括計上する処理 方法に移行した。

昨年は、株価高騰時に企業買収を手掛けたAOLタイム・ワーナーをはじ め、過去の買収案件に絡むのれん代償却負担が膨らんだ。株価や景気の早期回 復を見越して、昨年のれん代を計上しなかった企業は、今年も株価低迷や景気 不振が続いているため、のれん代償却に追い込まれる見込み。リーマン・ブラ ザーズ・ホールディングスの会計担当アナリスト、ウィレンズ氏は、ことしの のれん代償却負担を合計2000億ドルと予想している。

プリンストン  Joe Richter ニューヨーク 高井 夕起子 Yukiko Takai --* (212) 893-3007 ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro

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