血液製品の豪CSL:仏アベンティスの米血液部門買収に向け交渉中

血液製品世界3位の豪CS Lは18日、仏製薬最大手アベンティスの米血液部門子会社、アベンティス・ ベーリングの買収に向け交渉中だと発表した。買収に成功すれば、CSLの売 り上げは3倍に拡大することが見込まれる。

アベンティス・ベーリングに関しては、先にアベンティスとドイツの化 学・製薬大手バイエルとの間で交渉が行われたものの、合意に至らず打ち切ら れている。CSLのマクナミー最高経営責任者(CEO)は声明を発表し、ア ベンティスとの交渉は「まだ初期の段階にあり、買収に至るかどうか分からな い」と指摘。アベンティスは年内に同部門の売却を実施したいとしている。

CSLがこの日発表した上期(7-12月)決算は、米国での競争と製品価 格の下落により3割減益となり、株価は一時7.5%安まで下落。上期売上高は

7.4%増の6億3990万豪ドル、利益は4000万豪ドルと前年同期の5750万豪ド ルから減少した。

アベンティス・ベーリングの2001年売上高は11億3000万ユーロ、CS Lの2002年売上高は13億豪ドル。

シドニー・ニュースルーム 東京 小針 章子 Akiko Kobari --*(813) 3201-8879 akobari@bloomberg.net Editor:Kakuta

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