C&S:今期連結純利益予想を115億円に下方修正-個人消費の低迷で

コンビニエンスストア業界4位のシーアンド エス(C&S)は12日、2003年2月期の連結純利益が前期比1.7%増の115億円にとど まる見通しになったと発表した。従来予想は123億円だった。個人消費の低迷を受けて、 コンビニ店舗での売り上げが会社側の予想値に届かなかった。また商品の仕入れ原価が 計画より高くなったことも下方修正の要因だとしている。

同社傘下の事業会社「サークルケイ・ジャパン」と同「サンクスアンドアソシエイ ツ」の2社合計のチェーン全店売上高は前期比3.0%増の8860億円程度になる見通し。 今年1月までの11カ月間の既存店売上高がサークルKで同2.5%減、サンクスAAで同

2.7%減と会社側の計画値を下回って推移。売り上げ計画が未達成となる公算が高まった。

本部のもうけを示す「営業総収入」は同2.2%増の1572億円と、前回予想を3億円 (0.2%)下回る見込み。経常利益は前期並みの234億円にとどまる見通しだ。

正式な今期連結決算の発表は4月上旬となる予定。

04年2月期予想-店舗閉鎖損で32%減益

C&Sが同日発表した2004年2月期の連結業績見通しによると、純利益は今期推定 比32%減の78億円程度になる見通し。不採算店の閉鎖などに伴い34億円程度の特別損 失を計上することが背景。

2つの事業会社のチェーン全店売上高を合わせた計画値は同0.8%増の8932億円。 営業総収入は同2.3%減の1535億円と減少する見通しだ。

サークルKとサンクスAAを合わせて、400店の出店を行う一方で450店の閉鎖・ 移転を実施、店舗数は50店の純減となる計画。既存店売上高の予想は、サークルKが同

2.3%減、サンクスAAが同2.9%と設定した。

営業利益は同5.4%減の227億円と、C&S創設以来初の減益に転じる見通し。2 つの事業会社の統合効果などで0.2ポイントの仕入れ原価低減を見込むが、店舗数の純 減や既存店の低迷は補えない。経常利益は同20%減の188億円前後になる見通し。

C&Sの株価は前営業日比54円(3.3%)高の1705円。

東京 鷺池秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net Editor:Okimoto

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