米プライスライン10-12月期:赤字幅が拡大-航空券販売不振続く

航空券 やホテル予約の競売サイトを運営する米プライスライン・ドット・コムが8日 発表した2002年第4四半期(10-12月)決算によると、航空券販売事業の不振 が続くなか、純損益は741万ドルの赤字と、前年同期(132万ドルの損失)に比 べ、赤字幅が拡大した。売上高は前年同期比16%減の1億9730万ドルで、事前 のアナリスト予想平均(1億9880万ドル)を若干下回った。

10-12月期の純損失は1株当たりでは3セントで、前年同期の1セントの損 失から、赤字幅が拡大した。コスト削減を積極的に推進したものの、景気減速 で旅行者が航空機の利用を抑えたこと、航空会社が独自の格安チケット販売を 強化したことなどが、引き続き収益を圧迫した。特別損失を除いた実質ベース では、1株当たり損益は1セントの赤字(前年同期は2セントの黒字)だった。

同社は同時に、1-3月期は、1株当たり実質純損益が収支トントンから2 セントの赤字となるとの見通しを発表。コスト削減効果などで、4-6月期には 黒字転換できる見込みとした。発表前時点の1-3月期1株利益のアナリスト予 想平均は1セントの赤字となっていた。

10-12月期の業績は、10日の米国株通常取引終了後に発表された。この日 の終値は前週末比0.14ドル(11.2%)高の1.39ドル。航空券部門の不振が長 期化するなか、同社の株価は過去1年間で66.6%下落。ことしの年初来では

13.1%下落していた。

ニューヨーク 河合美奈子 Minako Kawai --*(212)318-2328 minkawai@bloomberg.net Editor:Yamahiro

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