米ラザード:アルゼンチンの債務再編交渉で助言業務獲得の見通し

アルゼンチンのラバニャ経済 財政相は6日、950億ドル(約11兆4000億円)の同国債務の再編交渉で、米投 資銀行ラザードを助言業務に起用する公算が高いことを明らかにした。

同社の提示した料金が、入札に参加したほかの2社に比べ低かったことが その理由だ。アルゼンチン政府によると、同社が提示した料金は1カ月19万ド ルだったのに対し、スイスのUBSウォーバーグは19万4000ドル、米モルガ ン・スタンレーは同120万ドルだった。

ニールセン経済財政次官はこの日、ブエノスアイレスで入札結果を確認し たものの、落札者は発表しなかった。ラバニャ経済財政相はワシントンで、「原 則として、ラザードの価格が最も低かった」と述べ、「恐らく、同社を起用する ことになるだろ」との見通しを示した。

助言業務を獲得すれば、既存債務から新債務への転換での幹事獲得に向け て、競合他社よりも優位に立つことができる。世界最大規模となる債務再編に おける同業務からの収入は、少なくとも1億5000万ドルに上るとアナリストは みている。

モルガン・スタンレーは、他社は債務再編の助言にかかわる業務の量を認 識していないと指摘。UBSウォーバーグはコメントを控えた。ラザードは声 明を発表し、近くアルゼンチン政府から受注の確認を受ける見通しだと述べた。

ブエノスアイレス Daniel Helft 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

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