S&P:BAEなど欧州12社の格下げも-年金運用の落ち込み懸念

米大手格付け会社スタンダー ド・ アンド・プア-ズ(S&P)は7日、欧州防衛機器最大手の英BAEシ ステムズや、航空機エンジンメーカー世界2位の英ロールス・ロイスなど欧州 12社の信用格付けを引き下げる可能性があると発表した。株価低迷を反映し た年金運用額の落ち込みが懸念された。

S&Pによると、BAEや、ロールス・ロイス、英食品小売り大手のJ. セインズベリー、欧州鉄鋼メーカー3位の独ティッセンクルップは「2段階の 格下げ」に直面する可能性がある。コンサルタント会社のワトソン・ワット社 の調査によると、2002年の年金運用額は世界全体で1兆4000億ドル(12%)減 少した一方、退職金補填費用は1兆ドル増加した。

このほかS&Pに格下げの可能性を指摘されたのは、世界最大の鉄鋼メー カー、フランスのアルセロール、欧州最大の郵便サービス会社、ドイツ・ポス ト、ヘリコプターや自動車部品メーカーの英GKN、フォークリフト製造でド イツ最大のリンデ、自動車用板ガラスメーカー最大手の英ピルキントン、欧州 最大のタイヤメーカー、仏ミシュラン、ポルトガル最大の通信会社ポルトガ ル・テレコム、欧州速達配送会社2位TPG。

エディンバラ Peter Woodifield ロンドン 吉崎美帆 Miho Yoshizaki --*(44 20) 7073-3636 myoshizaki@bloomberg.net Editor:Yamahiro

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