エクソンモービル:契約後5年でガス供給可能に-サハリン1開発事業

ロシアの石油ガス開発事業サハリン1 プロジェクトの権益を持つ米系メジャー(国際石油資本)のエクソンモービル は6日、顧客との契約が完了してから5年でガスの供給を開始することを明ら かにした。契約後に着手するパイプライン建設についての設備購入や工期に時 間を必要とする。

エクソンモービルで電力・ガス事業を統括するエクソンモービルガス&パ ワーマーケティングのスチュアート・マクギール社長が記者会見で明らかにし た。十分な量のガス購入契約を顧客と2003年中に結ぶことができれば、ガス供 給を2008年中に開始することができる計算になる。

投資額は2003年に資源開発で12億ドル(1440億円)、2004年にも同額を 予定している。パイプラインを含めた総額は100億ドルに達する。マクギール 社長は、サハリンと日本の距離の近さやパイプライン輸送の経済性などを強調 した。同時に日本での顧客との契約についての話し合いの状況については、言 及を避けた。

サハリンの資源開発事業はエクソンモービル、サハリン石油ガス開発(S ODECO)、伊藤忠商事などが進めるサハリン1と、英蘭系メジャーのロイヤ ル・ダッチ・シェル、三井物産、三菱商事が進めるサハリン2がある。

このうちサハリン2について東京ガスは4日、液化天然ガス(LNG)を 年100万トン規模で購入する交渉を進めていることを明らかにした。

エクソンモービル系列の東燃ゼネラル石油の株価終値は、前日比6円 (0.8%)高の729円。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno

Rajat Bhattacharya --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Abe

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