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米アンハイザー・ブッシュ10-12月期:18%増益-値上げ効果で

米国内でほ ぼ50%のシェアを握る世界最大のビールメーカー、米アンハイザー・ブッシュ が5日発表した第4四半期(10-12月)決算は、ビール製品の4年連続の値上 げが貢献し、前年同期比で18%の増益となった。

第4四半期の純利益は2億6920万ドル(1株当たり32セント)。1株利益 は、調査会社トムソン・ファースト・コールがまとめた市場予想平均と同水準。 売上高(物品税を除く)は同7.1%増の31億ドルだった。アンハイザーによる と、ことし通期の1株利益は12%増の見込み。

同社は昨年10月に値上げを実施。ことし1-3月期中にも再値上げを計画 している。アナリストによると、アンハイザーは、米国内ビール販売が減少す るなか、値上げによる利益率の向上に成功。アドルフ・クアーズなど競合メー カーのシェアを奪ったことも業績に貢献したという。

バンク・オブ・アメリカ・キャピタル・マネジメント(運用資産2600億ド ル、アンハイザー株約3080万株保有)のアナリスト、バートン氏は「同社の価 格決定力は本当に強い。ほかの消費関連企業にはほとんどまねのできないこと だ」と指摘した。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ペコリエロ氏によると、ビールの販 売数量全体に占めるスーパーマーケットの割合は20%にすぎないため、ビール 業界は今後も価格決定力を持ち続けるという。

5日の同社株価終値は0.04ドル(0.1%)安の48.15ドルと4営業日ぶ りに下落。

アトランタ Maxine Clayton、 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata --*   (03) 3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Kakuta

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