イラク攻撃近い、原油価格は一時急騰後に低下基調-エネルギー専門家

エネルギー分野の著名な専門家である バルジエナジーのメディ・バルジ代表、ハワイ東西センターのフェレイダン・ フェシャラキ理事、日本エネルギー経済研究所の十市勉・常務理事は、米国な どによるイラク攻撃は近いとの予想で一致した。

石油元売り最大手の新日本石油が主催したディスカッションで30日、バル ジ代表は「戦争は極めて近い」と述べ、中東の気候が暑くなる3、4月の前に イラク攻撃が始まる可能性を示した。フェシャラキ理事も時期が遅れれば「米 国内での反対の声が強まる」、十市常務理事も「戦争は不可避」などとして、米 国などによる早期のイラク攻撃を予想した。

攻撃自体については短期で終了するとの見方でも一致した。こうした観測 を全体にした原油価格の動向については、十市氏が戦争終了後に「イラクの輸 出が出てくる」として、ニューヨークのWTI(ウエストテキサス・インター ミディエート)の年平均で1バレル当たり20ドルに低下すると予想した。

バルジ氏、フェシャラキ氏とも時間の経過とともに原油価格は低下すると みている。バルジ氏は明確な価格帯に言及しなかったが、フェシャラキ氏はド バイ原油で年平均1バレル当たり24-25ドルに低下すると予測した。

バルジ氏は現在ドレスナー・クラインオート・ワッサースタイン証券のシ ニアエネルギーコンサルタントも務め、イラン国有石油シニアアナリストなど も歴任した。フェシャラキ氏は過去にバーバード大学中東研究センター客員研 究員やイラン首相のエネルギー・アドバイザーなどを歴任した。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Ozawa

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