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米AOL10-12月:評価損で赤字拡大--ターナー副会長退任へ(2)

米メディア・インターネッ ト最大手のAOLタイム・ワーナーが29日発表した2002年第4四半期(10- 12月)決算は、インターネット、ケーブルテレビ両部門の資産評価損が響き、 純損失が449億ドル(1株当たり10.04ドル)と、前年同期に比べ赤字幅が拡 大した。同社はまた、テッド・ターナー副会長が5月に退任する人事を発表し た。

前年同期は18億3000万ドル(1株当たり0.41ドル)の純損失だった。売 上高は同10%増の114億ドル。評価損は455億ドルと、アナリスト予想レンジ の上限の2倍以上だった。この結果、2002年通期の純損失は987億ドルと、米 企業史上最大の赤字になった。

資金運用会社シーブリーズ・パートナーズのヘッジファンド担当マネジャ ー、カス氏は「全体的にみて、ひどい決算内容だ」と指摘した。

第4四半期のEBITDA(支払い利息・税金・減価償却・償却控除前利 益)は1株当たり28セントと、調査会社トムソン・ファースト・コールがまと めたアナリスト予想平均の26セントを上回った。

パーソンズ最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、テッド・ ターナー副会長が辞任する人事を発表した。5月の株主総会で正式決定する。 ターナー氏は、AOL傘下のニュース専門局CNN放送の共同創業者。

29日の株価終値は0.30ドル(2.2%)高の13.96ドルと続伸。決算発表後 の時間外取引では、12.57ドルと終値に比べ10%下落する場面があった。株価 は、アメリカ・オンラインがタイム・ワーナーの買収を発表した2000年1月以 降、78%下落している。

ニューヨーク Kim Chipman、 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata --*   (03) 3201-8867 hshibata@bloomberg.net   Editor:Kobari

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