スーパー12月売上高:全社が前年割れ-冬物商材、11月好調の反動で

ブルームバーグ・ニュースがまとめた 総合スーパー5社の2002年12月の既存店売上高は、防寒衣料などが好調だっ た11月の反動で全社が前年実績を下回った。BSEいわゆる狂牛病の影響も薄 れ、精肉を含めた食料品は堅調だが、ボーナス、クリスマス商戦で家電やがん具 が苦戦した。

11月は気温低下によってコートなど防寒衣料のほかストーブなどが好調だ った。各社ではこの反動を受け、「セーターやコートなどが11月に前倒しとな ったため12月は不調」(西友広報室の高橋祥宏氏)との声が多い。既存店の減 少幅が大きい西友の部門別売上高は、衣料品が前年同月比12.8%減、住居関連 が同9.9%減、強みとしている食料品も同4.2%減と振るわなかった。

ユニー、イオンも「季節商品の入れ替わりが早めの展開になっている」 (イオン・コーポレート・コミュニケーション部の今野雅昭氏)状況で、冬物商 材が11月に前倒しとなって売れたことが、12月の不振に響いているという。イ オンでは生鮮食品などが好調で食品部門が同2.0%増を確保したものの、婦人・ 紳士衣料がともに低迷。客数は同1.5%減、客単価も同2.3%減少した。ユニー の11月既存店売上高は98年11月以来4年ぶりに前年実績を上回っていた。

ダイエーの12月既存店は、家電売り場の縮小などがありボーナス商戦で苦 戦した。食料品売上高は同1.6%減にとどまったが、家電を含む住居関連が同

5.5%減だった。家電だけの売上高は同28%減という。

ヨーカ堂も「BSEの影響がまったくなく、精肉がよく売れた」(広報室の 高羽康夫統括マネジャー)と、食料品は健闘したが衣料品、住居関連品は前年比 マイナス。また、「クリスマスのがん具にヒット商品がなかった」(同氏)こと も響いた。

【総合スーパーの12月売上高】
(前年同月比%、▲はマイナス、速報ベース、―――は公表せず)

                  既存店売上高        全店売上高
西友              ▲6.6                ▲5.3
ユニー            ▲4.7                ▲2.0
イオン          ▲3.8                ▲0.1
ダイエー          ▲3.2                ▲14.5
イトーヨーカ堂    ▲2.0                ▲2.0

東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi

青井康恵 Yasue Aoi

野々宮莉莉 Lily Nonomiya --*   03-3201-8950 ntsutsumi@bloomberg.net   editor:Murotani

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