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独テレコム:5年債起債コスト上昇か、供給過剰感広がる-市場関係者

欧州通信大手の大規模な社債発 行が相次ぎ、市場に荷もたれ感が生じていることを受け、一部投資家の間では、 計画されているドイツテレコムの起債(5年債10億ユーロ)コストが当初見込 みに比べ、増加するとの見方が浮上している。

フランステレコムやドイツテレコムなど欧州通信大手は、過去2週間で100 億ユーロ以上の起債を行っており、社債市場には供給過剰感が浸透しつつある。 フランステレコムは、投資家の需要がおう盛だったことを背景に、当初計画の 約2倍近くの59億ユーロの起債を実施したが、発行後の市場では相場が下落。 利回りは上昇し、指標となる国債との利回り格差が拡大しつつある。

ヘンダーソン・インベスターズのクレジット・アナリスト、マクマホン氏 は「フランステレコムの起債が2倍になったことを受け、およそ全ての需要が 吸収された。発行後の相場は弱まっている」と指摘した。さらに同氏は、市場 の荷もたれ感を解消するためには、ドイツテレコムが投資家に10億ユーロ以上 の起債はないと保証する必要もあり得るとの見方を示した。

ドイツテレコムの2008年5月償還社債(表面利率 5.25%)利回りは現在

5.15%前後で、指標となるドイツ国債を1.71ポイント上回る水準。先週の同1.31 ポイントから拡大しており、新発債の利回り上乗せ幅も拡大する可能性がある ことを示唆している。

ロンドン Alice James  吉崎美帆 Miho Yoshizaki ほか --*(44 20) 7073-3636 myoshizaki@bloomberg.net Editor: Kawai

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