コンテンツにスキップする

三洋電が高い、新規事業順調で株価水準「魅力的」の評価も(2)

三洋電機が高い。午前の取引は前日 比14円(4.26%)高の343円と、昨年12月4日以来1カ月余ぶりの水準で終 えた。桑野幸徳社長が16日会見し、新規事業の順調ぶりを強調したことを受け、 「2、3年程度のタイムスパンでは、現在の株価水準は魅力的」(UFJつば さ証券の山本和也アナリスト)と評価されたもようだ。

この日の高値は15円(4.56%)高の344円。同社株の売買高は約668万株と、 東証1部で8位。過去半年の1日当たり平均出来高(624万株)を上回った。

UFJつばさ証券の山本アナリストは17日付のレポートで、現在は次世代 の有望事業への先行投資が収益圧迫要因になっているが、新商品の市場拡大と ともに売り上げが増えれば、それだけで赤字縮小要因となり、急速な収益性改 善が期待できると分析。しかも、同社株価の過去1年の下落率は約50%と、T OPIXを大幅に下回っていると指摘する。

三洋電は次世代薄型ディスプレーの有力候補と目される有機EL(エレク トロ・ルミネッセンス)、米自動車大手フォード・モーターへの独占供給が決 まっているハイブリッド自動車用燃料電池、デジタルカメラやカメラ付き携帯 電話の主要部品として需要がひっ迫しているCCD(電荷結合素子)、次世代 光ディスクの再生・記録に必要な青紫色半導体レーザーなどを、将来の成長を けん引する新規事業と位置付け、育成を急いでいる。桑野社長はこうした新規 事業や新商品の売上高が2002年度の600億円規模から03年度には2倍以上の 1500億円に増えるとの見通しを示した。

東京 鈴木 恭子 Kyoko Suzuki --* (03)3201-8868 ksuzuki3@bloomberg.net Editor:Okubo

企業別ニュース:JBN 18

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE