米ヤフーの10-12月期:黒字4620万ドル、売上高51%増(3)

イ ンターネット検索最大手の米ヤフーが15日発表した第4四半期(10-12月)決 算は、純損益が870万ドルの赤字だった前年同期に対し、4620万ドル(1株当 たり8セント)の黒字となった。広告やインターネットサービスの収入が増加 した。一方、業績が一部予想に届かなかったことを受け、時間外取引では株価 が一時8.5%下落した。

売上高は同51%増の2億8580万ドル。セメル最高経営責任者(CEO)は、 電子広告会社オーバーチュア・サービシズとの合弁事業を通じて広告収入を増 強したほか、個人広告など一般消費者向けサービスの有料化にも踏み切った。

ただ、一部の投資家の予想では、1株利益は最大10セントが見込まれてい た。インベステックのアナリスト、プライスラー氏は「予想がとても高く設定 されていた。決算内容はとても良いが、株価を基準にすると、もっと輝く数字 である必要があった」と語った。ことしの利益見通しを基準にしたヤフーの株 価収益率(PER)は78倍と、同S&P500種の48倍を上回っている。

ことし通期のEBITDA(支払い利息・税金・減価償却・償却控除前利 益)は最大3億3000万ドルに達する見込み。従来予想は最大3億ドルだった。 売上高見通しも最大12億2000万ドルと、従来予想(最大11億8000万ドル) を上方修正した。これらの業績見通しには、先月買収したインクトミの売上高 は含まれていない。

15日のヤフーの株価終値は0.12ドル(0.6%)安の19.58ドルと反落。決 算発表後の時間外取引では一時17.9ドルに下落する場面もあった。

サンフランシスコ Adam Steinhauer 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata --*   (03) 3201-8867 hshibata@bloomberg.net     Editor:Kobari

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