【個別銘柄】:CTC、ザインエレ、ヤマト運輸、コロムビア、セガ

15日の主な売買銘柄の終値は次の通 り。

伊藤忠テクノサイエンス(CTC)(4739):340円(14%)高の2750円と 大幅続伸し、この日の高値で終了。株価が割安な水準に調整されてきているう え、経営体質にも改善傾向がみられるとの見方が強まり、買いが増えた。一部 証券会社がこの日、CTCの投資判断を2段階引き上げたことも上昇の追い風 となったようだ。

ザインエレクトロニクス(6769):4万1000円(14%)高の34万4000円 と3日続伸。前日に沖電気工業と、高速インターフェース画像用メモリを共同 で開発すると発表したのを受け、大手との製品開発に期待感が広がった。

ヤマト運輸(9064):81円(5.3%)高の1606円と大幅反発。厚生年金基金 の代行部分返上とそれに伴う今期純利益の上方修正が好感された。同時に発表 した倉庫事業や海上輸送事業などの分社化と、地域運送子会社2社の合併を含 め、収益面と戦略面で前向きに評価された。

ザイオン(2338):4100円(5.4%)高の8万100円と大幅続伸。一時11% 超上昇した。システムの構築やプロジェクトの運営を支援するプロジェクトマ ネジメント事業が好調で、第3四半期の売上高が当初計画を上回ったことから、 今後も業績は伸びていくとの見方が強まった。

インデックス(4835):1万8000円(4.6%)高の41万1000円と続伸。初 めて開示された2003年8月期第1四半期(2002年9月-11月)の連結決算で は、会員数が順調に拡大していることなどにより、経常利益が前期の中間期を 上回るなど好調に推移していることが確認されたため、業績拡大期待が高まっ た。

コロムビアミュージックエンタテインメント(6791):4円(4.2%)高の 99円と5日続伸。一時は11円(12%)高の106円まで急騰、昨年12月16日以 来、約1カ月ぶりに100円台を回復した。値動きのよい低位株を物色する流れ が続くなか、午前の希望退職者募集の発表が上昇のきっかけとなった。

大日本製薬(4506):36円(3.6%)高の1040円と続伸。糖尿病治療薬「A J-9677」など有望な新薬の開発が進展しているため、長期的な収益拡大が期待 された。またドイツ証券が14日付で大日本薬を準大手・中堅医薬品株のコア銘 柄として新規にカバーを開始したことが上げに拍車をかけたようだ。

ヒュー・マネジメント・ジャパン(4778):8万9000円(10%)高の94万 9000円と午後の取引で急伸。一時は10万円(12%)高の96万円とストップ高 (制限値幅いっぱいの上昇)を付けた。午前の取引終了後に1月末時点の株主 を対象として1株を5株にする株式分割の実施を発表したことから、株式の流 動性向上を期待した買いが増えた。

日本医薬品工業(4541):4円(0.9%)高の472円と3日続伸。一時は5% 超上げた。今期の連結純利益は前期に引き続き過去最高となる見通しで、期末 配当を前期推定比1円5銭増やし、年5円にする方針を固めたと一部で伝えら れたことから、2期連続での増配と好業績を評価した買いが増えた。

アーレスティ(5852):8円(1.8%)高の449円と上昇。一時は5%近く 上げた。傘下の京都ダイカスト工業(5853)と合併することが決まり、事業規 模を拡大して競争力を高めていくとみられた。存続会社はアーレスティで、京 ダイは解散する。京ダイの終値は3円(3.0%)安の96円。

セガ(7964):81円(7.8%)安の959円と5日続落。一時は10%超下げた。 米年末商戦への懸念や海外機関投資家からの売り圧力が材料視された。主力ソ フト「パンツァードラグーン」をマイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」 とセット販売する戦略が収益を圧迫するとの懸念から米ADR市場で6%下げ たの受けて売られたとの声が聞かれた。

インテック コミュニケーションズ(9443):この日、東証マザーズから東 証2部に上場した。東証2部での初値は330円と、前日のマザーズの終値を14 円(4.4%)上回った。終値も初値と同じ330円。

宝船(8169):東京地方裁判所に民事再生法の適用を14日申請した同社は、 売り気配で取引を開始。その後、前日比16円(94%)安の1円まで下げ、差し 引き130万株の売り注文を残して取引を終えた。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

大日本製薬         4506 JP <Equity> CN