石油連盟:きょうから「石油製品在庫」を毎週公表-米APIモデルに

石油会社の業界団体である石油連盟 (会長:岡部敬一郎コスモ石油会長兼社長)は、15日から石油製品の週間国内 在庫の公表を開始する。米石油協会(API)が発表している週間在庫統計を モデルに日本でも指標となる石油の統計となることを目指す。

石油連盟が公表するのはガソリン、ジェット燃料油や灯油、軽油といった 石油製品の在庫と原油の週間処理量。前週の土曜日までの分を翌週の火曜日(休 日の関係で初回は15日)の午後4時に連盟会員や契約者にインターネットで公 表する。翌水曜日(同16日)の正午にはネットで一般にも公開する。一般の利 用者が火曜日にデータを入手するには年60万円が必要で、数社が契約した。

日本の石油の統計は経済産業省が月末に発表しているが、集計から発表が 1カ月遅れる。これに対して石油連盟は「米APIの週間石油在庫を参考に早 いタイミングでデータを公表する」(山田信夫・石油連盟広報室長)。

在庫数値については日本の石油元売り会社と精製会社の全社を網羅、石油 を輸入する総合商社もデータを提供する。これで国内の90%以上をカバーする。 ただ、一部の商社などがデータを提供せず、この部分は石油連盟が類推して指 標に反映させることになる。

このため、速報性は確保しながら指標としての正確性にはやや欠ける面が ある。API在庫のように市場価格を動かす指標になるためには、こうした点 を今後改善させる必要がある。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Hinoki

石油連盟のホームページ http://www.paj.gr.jp/

企業ニュース:JBN18

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE