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ドコモ:カメラ付き携帯端末が500万台突破-発売開始7カ月で(2)

(追加:3段落以降に詳細を追加しました)

東京 1月14日(ブルームバーグ):移動体通信サービス最大手のNTT ドコモは14日、携帯電話機から撮影した静止画をメールで送信できる「iショ ット」サービスに対応したカメラ付き携帯電話機の累計稼働台数が10日に全国 で500万台を突破したと発表した。昨年6月1日にカメラ付き携帯を発売開始 後、約7カ月で大台を達成した。

カメラ付き携帯の累計稼動台数の100万台突破は昨年8月12日、200万台 突破は10月13日、300万台突破は11月26日、400万台突破は12月18日だっ た。500万台を突破したことで、ドコモの携帯加入者全体に占めるカメラ付き保 有者のシェアは12%前後となった。

携帯電話市場が飽和しつつあるなか、移動体通信各社はカメラ付き携帯の 品揃えを拡充して、データ通信からの収益を確保する戦略を進めている。

カメラ付き携帯端末は00年11月にサービス開始した「写メール」で先行 したJ-フォンが12月末の累計稼動台数で791万台とリード。国内のカメラ付 き携帯端末の約半分をJ-フォンが占める。昨年4月にサービスを開始したK DDI(au)も12月末の累計は247万台に上る。

ドコモは当初、画像メールではなく、高速大容量通信が可能でテレビ電話 機能もある第三世代携帯電話「FOMA」の販売拡大を重視していた。だが、 FOMAは加入者が計画を大幅に下回るなど不振で、当面の加入者台数を確保 するため他社に追従、サービス開始後、現在までにカメラ付き携帯端末を8機 種投入し、シェアの追い上げを図ろうとしている。

ただ、カメラ付き携帯端末が、飽和する携帯電話市場の打開策となり得る かどうかについては懐疑的な見方もある。メリルリンチ証券の合田泰政アナリ ストは、「かつてのiモード、モニターのカラー化は新しい顧客を呼び込む効果 があったが、カメラ付き端末が新しい顧客を取り込めたかは疑問」と指摘。カ メラ付き携帯は「通信事業者間での競争には役立つが、市場全体を広げる力は ない」と指摘する。

NTTドコモの株価終値は前週末比1万1000円(4.6%)高の24万8000 円。

東京  矢沢 利弘 Toshihiro Yazawa

安西 美樹 Miki Anzai --* (03)3201-8982 tyazawa@bloomberg.net Editor:Okubo

業界別ニュース:JBN17

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