コンビニ大手8社の12月売上高:3社は前年実績上回る-米飯が健闘

ブルームバーグ・ニュースが14日ま でにまとめたコンビニエンスストア大手8社の2002年12月売上高(速報ベー ス)によると、セブン-イレブン・ジャパン、ローソン、ミニストップの3社が 既存店売上高で前年実績を上回った。おにぎりや弁当など基幹商品のてこ入れ に注力した効果が表れたようだ。

セブンイレブン、ミニストップの既存店売上高は3カ月連続で前年比プラ スを継続。他社が来店客数の減少に苦しむなかで、この2社については来店客 数が前年実績を上回る基調が定着。弁当商品や店内で加工するファーストフー ド商品などのリニュアールが集客効果をもたらしたという。また12月は、「ク リスマスケーキ、お歳暮、おせち料理などの予約商品が好調だった」(セブンイ レブン広報室の松本稔マネージャー)と説明している。

ローソンの既存店売上高は2001年6月以来、約1年半ぶりにプラスを確保。 既存店の来店客数は同1.3%減と相変わらず下落傾向にあるものの、「サザン・ オールスターズ」など大物アーティストの年越しライブのチケット販売が好調 だった。会社側では「おにぎり商品や弁当商品も基調としては良くなってきて いる」(広報主査の藤井孝司氏)と述べている。

半面、ファミリーマートなど5社は低迷している。12月は、店舗数の多い 関東地方などで気温が低く推移したことから、客足が鈍ったことが前年割れの 主因だと各社とも説明している。ファミリーマートでは「売り場全体を盛り上 げるような起爆剤商品がつくれていない」(広報部の新野貴史氏)こともマイナ ス基調継続の背景だと分析している。

○コンビニの12月売上高(前年同月比%) 注)▲はマイナス:この数値は速報ベース

チェーン名                 既存店売上高   既存店来客数   全店売上高
セブン-イレブン・ジャパン       0.5            0.1           6.0
ローソン                       0.7         ▲ 1.3           2.9
ファミリーマート              ▲2.0         ▲ 2.1           2.8
サークルケイ・ジャパン        ▲2.1         ▲ 1.2           3.3
サンクスアンドアソシエイツ    ▲3.2         ▲ 1.7           1.8
ミニストップ                    1.2            0.8           7.1
スリーエフ          ▲4.1         ▲ 3.1           3.8
ポプラ             ▲3.3         ▲ 2.0         ▲3.2
参考:12月の主要都市各地天気状況 (カッコ内は2001年12月との比較)
           東京         名古屋          広島           福岡
上旬     8.6(-1.4)   8.8(-0.4)    9.2(-0.2)    11.0(-0.0)
中旬     7.6(-0.8)   5.7(-0.4)    6.5(+0.4)     8.8(+1.2)
下旬     5.7(-1.1)   5.5(+0.5)    6.6(+1.5)     7.6(+1.1)
通月     7.3(-1.1)   6.7(-0.0)    7.4(+0.6)     9.1(+0.8)

東京 鷺池 秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net Editor:Okimoto

経済指標に関するニュース:NI ECO、NI JNECO

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE