石油連盟:OPEC日量150万バレル増産評価-緊急時は一段の増産を

石油連盟の岡部敬一郎会長(コスモ石 油会長兼社長)は13日、石油輸出国機構(OPEC)が臨時総会で日量150万 バレルの増産を決議したことを、原油価格の安定に結びつくとして評価した。

OPECは12日の臨時総会(ウィーン)で、生産枠を150万バレル多い日 量2450万にバレル引き上げ、2月1日から実施することを決めた。これについ て岡部会長は、原油価格がOPECの意図する範囲内(1バレル22-28ドル) で推移する公算が大きくなったとして「今回の決議を評価したい」と述べた。

原油価格(OPEC7油種平均)は、ベネズエラのゼネストやイラク攻撃の 可能性の高まりで、30ドル前後まで上昇していた。OPEC自身が昨年12月の 臨時総会で実質的な減産(拡大した生産枠を厳守すること)を決議したことも 原油価格を押し上げた。

これを受けてOPECは臨時総会を開催、生産枠の調整を話し合うことを 決めていた。原油価格の低位安定は、石油元売り会社の収益の安定に結びつく。

岡部会長はさらに米国での原油在庫が低水準なうえベネズエラやイラク情 勢も予断を許さず、イラク攻撃があれば原油価格が急騰する可能性があると予 想した。このため、こうした際には「OPECがさらに増産する一方、IEA (国際エネルギー機関)が緊急対策に動くなど、万全な市場安定化対策の実施 を期待したい」と語った。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Ueno

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