東芝:中国の半導体大手SMICとの携帯用メモリー生産委託契約更新

東芝は9日、中国の半導体受託生産大 手SMIC(中芯国際集成電路製造)との携帯電話向け半導体メモリーの生産 委託契約を更新した。

東芝とSMICは2001年12月に加工線幅が0.21マイクロメートル(マイ クロは100万分の1)のSRAM(記憶保持動作が不要な随時書き込み読み出 しメモリー)技術を東芝がSMICに供与することで合意した。今回は一世代 進んだ0.15マイクロメートルのSRAM技術を供与する。

DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)よりも 消費電力の少ないSRAMは携帯電話のメモリーとしてフラッシュメモリー (電気的に一括消去・再書き込みできるメモリー)と組み合わせて使われるこ とが多い。

東芝は現在、四日市工場でSRAMを生産しており、需要ひっ迫時にSM ICに生産委託する方針。これまでのところは需要が少なく委託実績はないと いう。

SMICは2000年にマイクロンなど米半導体大手の出身者が設立した。上 海の副都心である浦東新区に8インチウエハー換算で月産3万枚の生産能力の 工場を持つ。このほどエルピーダメモリとDRAMの委託生産で契約したほか、 富士通とも協力関係にある。東芝のDRAM事業出身の川西剛氏らも経営に参 画している。

東芝の株価終値は前日比11円(2.89%)安の370円。

東京 竹本 能文 Yoshifumi Takemoto --* (03)3201-8374 ytakemoto@bloomberg.net Editor:Okubo

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