エルピーダ:中国SMICにDRAM生産委託へ-最先端製品で

NECと日立製作所の合弁によるDR AM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)専業会社エルピ ーダメモリ(東京都中央区、坂本幸雄社長)は6日、中国のファウンドリー(半 導体受託生産会社)大手SMIC(中芯国際集成電路製造)に生産委託すると 発表した。

契約期間は5年で、SMICはエルピーダ向けに2003年10-12月期から 200ミリシリコンウエハー換算で月1万枚を生産する。03年度末にはエルピー ダの販売するDRAMの半分をSMICが供給する。エルピーダは04年度には SMICへの委託生産量を月1万5000枚に引き上げる計画だ。

現在エルピーダはDRAMを自社およびNECの広島工場で生産している。 大口径の300ミリウエハーを加工する自社工場は1月に量産稼働を開始した。 同工場の生産能力を現在の月3000枚から早期に1万枚以上に引き上げたい考え だが、400億円から700億円の設備投資費用を調達するために必要な第三者割当 増資での交渉がまとまっていない。

エルピーダがSMICに委託するDRAMは最小加工線幅が0.13マイクロ メートル(130ナノメートル)と微細な最先端製品で、量産が始まれば0.13マ イクロメートル以下の微細な先端製品でエルピーダは韓国サムスン電子や米マ イクロン・テクノロジーなどのトップ企業と競争可能となる。

SMICは2000年にマイクロンなど米半導体大手の出身者が設立した。東 芝のDRAM事業出身の川西剛氏らも経営に参画しており、東芝や富士通など と提携している。

東京 竹本 能文 Yoshifumi Takemoto --* (03)3201-8374 ytakemoto@bloomberg.net Editor:Okubo

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