有線BNWが急騰、SCNとの提携と四半期営業黒字―3日ぶり売買成

2日連続でストップ高(制限値幅いっ ぱいの上昇)買い気配のまま値が付かなかった有線ブロードネットワークスは、 3営業日ぶりに売買が成立し、急騰している。同社の子会社とソニーコミュニ ケーションネットワーク(SCN)が光ファイバー事業で業務・資本提携する ことで基本合意したとの発表を評価する買いが続いているほか、この日は前日 に発表された2003年8月期第1四半期(9月―11月)決算が営業黒字化したこ とも追い風になったようだ。

株価は、朝から買い気配を切り上げ、午前9時46分に24日の終値比8000 円(42%)高の2万7000円と4日連続となるストップ高で値が付いた。午後2 時36分現在は、同7000円(37%)高の2万6000円。売買高は4150株と、過 去6カ月間の1日平均売買高(509株)の8倍超に膨らんでいる。

ワールド日栄証券投資調査部の藤井知明課長は、「株価がこれまで下落基調 にあり、株価水準が低かったところに、SCNとの提携に第1四半期の業績堅 調と、好材料がいいタイミングで立て続けに出た。ただ、短期で急騰している ため、今後は利益確定売りも出やすく、売買高も膨らんでいることから目先の 需給悪化が懸念される」と指摘していた。

2003年8月期第1四半期(9月―11月)の連結営業損益は、1億3700万 円の黒字となった。前年同期は8億4100万円の赤字だった。不採算地域での有 線放送ケーブルの撤去や支店の統廃合、中途採用の抑制などで、販売管理費を 削減したほか、ブロードバンド(高速大容量)通信事業で契約件数が増えたこ となどが背景。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-8348 mshiraki1@bloomberg.net Editor: Ushiroyama

地域別ニュース: 株式ニュース