11月小売売上高:スーパー、百貨店とも前年割れ-生活関連品が低迷

日本チェーンストア協会と日本百貨店 協会は25日、全国のスーパーと百貨店の2002年11月の売上高を発表した。気 温の低下に伴い、冬物衣料品などの売れ行きは改善したものの、家電などの生 活関連用品が低迷し、スーパー、百貨店ともに前年実績を若干下回った。

スーパー102社9102店の店舗調整後の売上高は前年同月比0.8%減の1兆 2029億円となり、5カ月連続で減少した。気温の低下を受けて鍋物料理用の具 材などが伸び、食料品部門の売り上げは4カ月連続で前年実績を上回った。し かし、家電や家具などの住居関連品部門の売り上げは同3.6%減と低迷し、全体 を押し下げた。衣料品部門は同0.8%減。2カ月ぶりに紳士衣料がプラスに転じ るなど、前月に比べて水準を戻した。

一方、百貨店は加盟103社292店の合計売上高が同0.2%減の7412億円と なり、8カ月連続で前年実績を下回った。都市、地方ともに前月より売れ行き が改善し、マイナス幅を縮小した。

商品別の売り上げ動向をみると、アクセサリーなどの「身の回り品」部門 が同1.3%増となる一方で、大口需要の減退の影響を受けた「家庭用品」部門が 同6.9%減と大きく減少した。一方、「食料品」部門はリニュアール効果や催事 効果が働き、同2.4%増と2カ月ぶりにプラス圏に復活した。

   <11月の全国スーパー売上高>             <11月の全国百貨店売上高>
(売上高の単位は億円、前年同月比は%)
        売上高      前年同月比                 売上高       前年同月比
総額   12029   ▲0.8               総額      7412          ▲ 0.2
食料品  6381     2.0               衣料品    3093          ▲ 1.1
衣料品  1945    ▲0.8               身の回り品 801             1.3
住関品  2711      ▲3.6               雑貨       959          ▲ 0.2
サービス   98     2.8               家庭用品   430          ▲ 6.9
その他   893  ▲ 11.6               食料品    1782             2.4
                                        食堂喫茶   173          ▲ 4.7
                                        サービス    54          ▲ 0.4
                                        その他     116             4.2

東京 鷺池秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8950 hsagiike@bloomberg.net     Editor: Ozawa

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