【個別銘柄】:住友大阪、有線ブロード、日医薬、ザイン、資源株

25日午前の主な売買銘柄の終値は次 の通り。

住友大阪セメント(5232):5円(3.5%)高の149円と上昇。一時7%超 値上がりした。ナノテクノロジー(超微細技術)を使ったプラズマ・ディスプ レー・パネル用の電磁波防止フィルムを来年度から量産するとの報道を受け、 収益への貢献が期待された。

有線ブロードネットワークス(4842):2000円(11%)高の2万1000円と ストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)となり、差し引き7990株の買い気配。 ソニーグループと光ファイバー通信事業で資本・業務提携することで基本合意 したとの一部報道内容を評価した買いが優勢となっている。提携により、規模 や成長ペースの面などで懸念されていた同社の光ファイバー通信事業が一気に 拡大するとの期待が強まっているようだ。

日本医薬品工業(4541):15円(4.0%)高の393円と反発。後発医薬品を 採用する医療機関が増加し、2002年11月期の業績が計画を上回ったとみられる ため、今後も後発医薬品を新規に採用する流れが続いて業績を押し上げていく との期待が高まった。

ザインエレクトロニクス(6769):株式分割後の基準価格比4万8333円 (19%)高の30万円と大幅反発。同社は12月末時点の株主に対して、2月17 日付で1株を3株とする株式分割を実施、25日は権利落ち日にあたる。株価が これまでの3分の1となり、最低投資金額が低下したため、個人投資家などの 買いが増えた。業績面での堅調さも買いにつながったようだ。

オメガ・プロジェクト(6819):3円(5.9%)安の48円と5日続落。一時 は5円(9.8%)安の46円まで下げ、上場来安値を更新した。海外映像音盤関 連事業の一部売り上げ計上が来期以降にずれ込んだ結果、黒字を計画していた 中間期の経常損益が赤字となったうえ、通期も赤字に転落。売上高も従来計画 の4割にとどまる見通しとなったため、予想外の業績悪化に不安が高まった。

アイ・ビー・イー(2347):通信業界や放送業界向けにシステムインテグレー ションを中心としたマルチメディアシステム事業を行うアイ・ビー・イーがこの 日、東証マザーズに新規上場した。午前9時に付いた初値は17万円と、公募価 格と同値だった。午前の終値は15万8000円。公募・売出株数は3000株、主幹 事は新光証券。

資源株:帝国石油(1601)やアラビア石油(1603)など資源株の一角が続 伸。主要産油国であるイラクやベネズエラ情勢の緊迫化を背景に24日のニュー ヨーク原油先物価格が一時、2001年1月以来の1バレル=32ドル台を付けたほ か、東京電力の節電要請に伴う代替需要の増加期待などを手掛かりに、個人投 資家や一部外資系証券会社の買いが先行している。午前の終値は、帝石が4円 (0.9%)高の469円、アラ石が40円(7.1%)高の606円、関東天然ガス開発 (1661)が8円(1.6%)高の499円など。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

帝国石油           1601 JP <Equity> CN

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